自分の卒業文集が少し異質な件

 

 

こんにちは。

 

 

 

みなさん、自分の小学校の時の卒業文集を覚えていますか?

 

 

 

今日、部屋の掃除をしている時に本棚の卒業アルバムに目がつき、写真やメッセージとともに思い出に浸っていました。

 

 

 

あー懐かしいなあ

 

 

 

バカなことやっていたなあ

 

 

 

などと思いを馳せている中、

 

 

 

卒業文集のページに。

 

 

 

そこには、かつて苦楽をともにした友人たちの夢や思い出が書き綴られていました。

 

 

 

「修学旅行の〇〇が楽しくて〜」

 

「運動会の〇〇では力を合わせて〜」

 

「将来の夢は〜」

 

 

 

 

 

おお、、、

 

 

 

 

使い慣れていないボールペンで書かれた文章には、純真無垢な子供たちの思い出がたくさん。

 

 

 

 

そういえば、オレってどんな文集にしたんだっけ。

 

 

 

自分の文集が気になり、ページをめくる。

 

 

 

 

そして発見。

 

 

 

テーマは、「楽しかった修学旅行」

 

 

 

実際の文集がこちら。

 

 

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<以下文章>

 

 僕が、小学校生活で一番楽しかったのが修学旅行でした。朝の六時十五分に集合して、六時三十分に学校を出発しました。まず、十時二十分に埼玉古墳に着きました。埼玉古墳では、稲荷山古墳など、いろいろ古墳を見ました。その後にレストセンター福助という所でカレーを食べました。次に日光東照宮に行きました。東照宮では、陽明門や家康の墓、三猿などを見ました。その後、いろは坂や、華厳の滝で写真をとったり、三本松にも行きました。四時四十五分にホテル花の季に着きました。硫黄の風呂に入ったり日光彫りを体験したりしました。

 

 二日目。六時十五分に起きて、朝の散歩をしました。散歩が終わると、朝食を食べて、ハイキングに行きました。グループになって行って、湯滝で写真をとり、泉門池で休憩しました。けっこう歩いて、ゴールの赤沼茶屋に着きました。少しして、バスに乗って、光徳牧場で昼食を食べました。その後、足尾銅山観光をしました。トロッコに乗って足尾銅山の採掘現場を見ました。五時十分にホテルに着いて、お土産を買ったり、クラスで先生の怖い話を聞いたりしました。

 

 三日目。六時十五分に起きて、朝の連絡と朝食をとったら、部屋の片づけをして、八時三十分にホテルを出ました。いろは坂を下って十時、東武ワールドスクエアに着きました。いろいろな世界遺産を二十五分の一の大きさで見ました。昼食をミールクーポンを使って食べました。お土産を買って、十二時五十分に集合して一時に東武ワールドスクエアを出ました。バスで友達と話したり、映画を見たりして、四時三十分に学校に着きました。

 

 修学旅行は、一生に残る思い出になったと思います。

 

 

 

 

・・・

 

 

 

 

つまんな、、、

 

 

 

 

 

もっと、、、なんかこう、、、

 

 

 

 

読んだら「懐かしいなあ」ってなるような、、、

 

 

 

 

文集ってそういうもんじゃないのかなあ、、、

 

 

 

 

ていうかテーマと内容あってなさすぎ。楽しさが全く伝わらん。笑

 

 

 

 

なんで先生はこれをOKしたんだろうとか考えたりもする。

 

 

 

 

 

ただ、当時の自分は真剣にこの文章を書いていたことは覚えています。

 

 

 

 

とまあ初めは違和感しか感じなかったのですが、

 

 

 

 

よくよく考えてみると

あまりの詳細さに、その当時の思い出の細かいところが蘇ってきます。

 

 

 

もし、

文章をできるだけ詳細に記載することで、自分が大人になってこれを読んだ時に、細かな思い出まで思い返せるように工夫していたとしたら、

 

 

 

 

当時の自分天才すぎる。

 

 

 

 

 

レストセンター福助での昼食とか誰が覚えてんねんって感じ。笑

 

 

 

 

 

そういえばカレー食べたわ。笑

 

 

 

 

 

 

みなさんも卒業文集読み返すのオススメします。

 

 

 

 

 

 

おもしろいです。